囲壁の防撓材及び頂部甲板梁の断面係数Zは、次の算式によって求める。
(c)頂板の構造
甲板室の頂板の梁は、なるべく側壁の防撓材の位置に配置し、また必要に応じて甲板下縦桁及び梁柱によりこれを支える。
6.3.9 ブルワーク
ブルワークパネルをブルワークステイで固定、ブルワークトップ及び上甲板で支持されたパネルと考え、これに甲板構造で定めた甲板荷重が加わったときのパネル中央点での応力が材料の耐力以下となるよう板厚を定める。したがって、ブルワークの厚さtは、次の算式によって計算される。
実船のパネル寸法と、算式より得られる板厚寸法との比較を表6.16に示す。
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